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蘭字『モダンパッケージデザイン展』

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「蘭字」とは、西洋文字のことを意味し、幕末から大正にかけて日本から輸出された茶箱に貼られていたラベルのことをいうそうです。
アルファベット文字と絵が刷られたラベルは、まさに洋と和が融合したグラフィックデザイン。
今見ても新鮮でもあり、美しいものからキッチュなものまで、見ていて飽きません。

蘭字のことを知ったのは、つい最近のことです。
友人の実家が印刷業の老舗で、蘭字の印刷も手がけていたとかで、資料を見せてもらったのがきっかけです。

年末に横浜でグラスリッツェン展があったさい、みなとみらい線のコンコースの壁に蘭字を模した飾りがあるのを発見、貿易で栄えた横浜にも縁があるものなのだと知りました。
横浜の開港資料館には、蘭字の資料もおいてあり、ラベルを撮影した写真アルバムを見ることができます。

「蘭字」を検索すると、お茶屋さんのHPがヒットすることが多く、日本茶輸出の歴史など、いろいろ興味深いことがたくさんあります。

そんな蘭字をぜひ見たい、という方。
2/2(金)~2/25(日)まで、shin-biにて「モダンパッケージデザイン展」が開催されています。
shin-biというのは、京都精華大学の施設だそうです。

会場の様子や蘭字を紹介しているこちらのブログもご覧ください。

私も行きたいのはヤマヤマですが、ふくちゃんがいるので、残念ながら無理;;
関東でもやってくれないかな~。
by dekogarden | 2007-02-07 22:05 | □ 日々あれこれ
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