我が家では毎年、家族写真を撮ります。
家族といっても、夫婦&犬2匹ですが、結婚以来ずっと撮り続けてきました。 最初は、結婚記念日の10月に撮っていたのですが、10月は七五三の撮影で混むのと、私の仕事が忙しくなりつつある時期で気ぜわしいため、数年前から、12月の末に撮るようになりました。 写真屋さんも、4年目くらいからは近所の写真館にお願いするようになり、それ以来ずっと毎年同じ先生に撮っていただいています。 ご夫婦でやっている写真館で、ご主人と相談しながら、奥様がポーズをつけたり、細かいところを直していったりしてくれます。 写真館は、開館30周年だそうで、今年は、商工会議所から表彰されたとか。 その半分くらいは、我が家も通っていることになります。 地元で愛されている写真館だと思います。 我が家の撮影は毎年恒例となっているので、先生もいろいろな演出を考えてくださり、 「今年はこんなふうにいきましょう。」とか、 その日着ていった服にあわせて、 「こうやるつもりだったんだけど、その服なら、色を生かして、こういうふうにしますか。」とか 一生懸命やってくださいます。 それに、我が家の場合、人間だけではなく、わんこもいっしょなので、わんこをカメラに向かせるのもなかなか大変。 ご夫婦で、あれやこれやと音をだしたり、奇声?を発したりして、できるだけわんこたちもいい表情で写るように尽力くださるのです。 また、普通なら、2、3枚しか撮らないと思うのですが、何枚も撮って、そのなかから一番気に入ったのを選ばせてくれます。 今年は、悲しいことに、3月に愛犬まめを亡くしました。 去年の写真撮影のときは、「来年まめがいない」撮影になるとは、夢にも思っていませんでした。 幸い、縁あって、7月にむぎを迎え、老犬ももと2匹で楽しく暮らしていますが、正直、今日の写真館に向かう時の気持ちは悲しく、複雑でした。 まめは、生まれた年からいっしょに撮影していましたから、あれからもう13年間たつのです。 奥様とお話していると、やっぱり悲しくて涙がでましたが、こうやって毎年いっしょに写真を撮っておいてよかった、とも思いました。 今年は、夫婦で手をつなぐポーズでした。 撮影後、奥様に 「新しいわんちゃんを迎えて、ふたりで手をつないでまた新しいスタートを切るっていう雰囲気にしてみました。」 に言われて、あらためてやさしい心遣いに感謝しました。 撮影中も、「ももはもう老犬だから、ポーズもとれないし、抱っこしているだけでいいです。」と言ったのですが、 なんとか、カメラを向くように、いろいろしてくださったのは、もしかして、ももと撮影する写真は今年最後になるかもしれないことを考慮してくれたのかな、とも思いました。 こうして、写真撮影を終えると、また1年が終わったな、と締めくくることができるのです。
by dekogarden
| 2006-12-24 23:45
| □ 日々あれこれ
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