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だるまの目「阿吽」

生徒さんから、「今年のだるまさんの目はずいぶん大きいですね」と言われました。
今年のだるま市で求めただるまさん。
だるまの目「阿吽」_f0113535_14591971.jpg
このだるまさんの左目には、「阿吽(あうん)」の「阿」が書かれています。

だるまの左目に「阿」をいれ、願い事をかけ、1年後右目に「吽」をいれてからお返しするそうです。(我が家では最初はそれを知らず、右目にはぐりぐり●を自分たちでいれてましたが・・・)

「阿吽」とは何か、参考になるサイトを2つ、ご紹介します。

◆宮川仏具店サイト「宗派辞典Q&A」より

普通はだるまの左目(向かって右)を入れます。
入れる順序は、密教の術語、阿吽(あうん)から来ています。

阿吽は、元々はサンスクリット語の最初の音(ア)と最後の音(ウン)を表し、それを物事の始めと終りにあてはめ、それをもって全宇宙を表すという壮大な考えに基づいています。

それを口の形に象徴したのが、阿吽になり、寺院の門の両側にある「仁王像」や向拝の前にすえられている「狛犬」の像に見られます。向かって右は、口を開き、左は口をとじているのは、この二字を表し、聖域を守り、邪悪なものから私たちを退けてくれます。

招福の始まりに左目(向かって右)を、満願の折りには、右目(向かって左)を書き入れます。
昔は、向かって右と左、右側が上座(始り)の様です。


*この説明は宮川仏具店サイト(「阿吽」で検索して見つけました)の宗派辞典Q&Aより引用させていただきました。

この宮川仏具店サイトには、達磨のことを詳しく説明したページ「光達磨」もあります。興味のある方はご覧下さい。

◆Wikipedia「阿吽」より

阿吽(あうん、Skt:A - hum)は仏教の呪文(真言)の1つ。悉曇文字(梵字)において、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。

また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もある。
次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。

転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。


*この説明はWikipedia「阿吽」より引用させていただきました。
by dekogarden | 2009-03-07 19:56 | □ 日々あれこれ
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